-航空・空港と地域の動き-
日本航空と全日本空輸、IHIの3社は、航空機用大型エンジンの整備後に性能を確認するための試運転施設「テストセル」を国内に初めて設置する方向で検討を進めており、2029年頃の完成を目指しています。現在は海外の施設にエンジンを輸送して整備していますが、輸送を含む費用の軽減や国内の整備能力向上を狙っています。 3社は、海外からのエンジンの輸送や部品を調達する際の利便性などを考慮し、成田空港(千葉県)などを候補地として、検討を進めています。テストセルは24時間稼働とし、年間最大220回の試運転を行う計画です。
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