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各界の声

関西3空港のさらなる飛躍へ

三上 康章 氏

関西エアポート株式会社 代表取締役社長CEO

このたび、関西エアポート株式会社代表取締役社長CEOに就任いたしました三上です。
関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港という関西3空港は、わが国の空の玄関口であるとともに、地域経済・観光・文化交流を支える重要な社会インフラです。その運営を担う重責を日々実感するとともに、関西の空港の発展を今日まで支えてこられた関係者の皆さまに、改めて心より感謝申し上げます。

関西国際空港では、本年6月、約5年にわたって段階的に進めてきた第1ターミナルビルのリノベーション工事がすべて完了しました。航空需要に応じた国際・国内エリア配置の見直し、スマートレーンやセルフチェックイン機の導入、コモンラウンジの新設などを通じて、空港機能の強化と旅客体験の向上を図ってまいりました。また、発着回数30万回の実現に向けた新飛行経路の導入など、将来の航空需要を見据えた取り組みも着実に進んでいます。加えて国際貨物地区を将来の需要に合わせて再構築するプロジェクト「CargoNext→」も始動しました。

現在、空港を取り巻く環境は大きく変化しています。アフターコロナや万博の開催で国際線需要は力強く回復しており、今後もインバウンドをはじめとする人の往来は拡大することが期待されます。一方で人材の確保、施設容量の制約、保安検査や地上支援業務の効率化など、持続的な運営に向けた課題も顕在化しています。こうした課題に対応し、将来にわたって安全・安心で質の高い空港サービスを提供し続けるためには、空港全体のオペレーションを一体として捉え、限られた人員でも安全・安心を確保しながら、より効率的で柔軟な仕組みへと進化させていくことが必要不可欠です。

その鍵となるのが、「集約化」と「効率化」です。関西国際空港では航空会社の手続き機能を集約・コモン化し、お客さまご自身がより円滑に手続きを進められる環境を整えています。また、保安検査場についても、中央への集約と増床、20メートル級のスマートレーンの導入により、待ち時間の短縮と処理能力の向上を実現しました。

今後、関西ではワールドマスターズゲームズ開催やIR開業をはじめとした国内外から多くの注目を集める機会が続きます。関西3空港がそれぞれの特長を発揮し、相互に補完しながら関西全体の成長を支えることが、私たちに期待される役割だと考えています。空港の成長が地域の発展につながるよう関係者の皆様との連携強化を図り、「地域とともに成長する空港」をめざしてまいります。

安全・安心を最優先に、利便性と快適性を高め、環境にも配慮した持続可能な空港運営を進めるとともに、これまで築かれてきた信頼を大切にしながら、変化を恐れず、次の時代にふさわしい空港づくりに挑戦してまいります。

引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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