学識者、関係官庁、地方公共団体、民間企業など産官学で構成する研究会を設置し、関西国際空港及び大阪空港、神戸空港の3空港を活用し、関西の活性化、国際化促進のための方策等についてとりまとめ、行政等に提言しています。
2022年度に助成を行った研究成果(4件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、研究会を3回開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部 教授)
2021年度に助成を行った研究成果(2件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、研究会を2回開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部 教授)
2020年度に助成を行った研究成果(4件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、これまでの研究会成果を書籍『航空・空港政策の展望―アフターコロナを見据えて』にとりまとめ、その出版記念講演を開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部 教授)
2019年度に助成を行った研究成果(5件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、研究会を2回開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部 教授)
2018年度に助成を行った研究成果(3件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、研究会を4回開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部教授)
2017年度に助成を行った研究成果(4件)は下記の通りです。
航空・空港の研究に取り組んでいる大学の研究者グループが中心となり、航空・空港に関する現状や政策動向などに関する知見を産業界や行政機関に広めるため、研究会を2回開催しました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学経済学部教授)
航空機騒音の予測精度の一層の向上を目途として、ADS-Bデータにより把握した詳細な飛行コースデータと航空機騒音の実測値をもとに、航空機からの距離と騒音レベルの関係などについて、詳細な検討・解析を行いました。
近年における航空需要増加に対応した空港運用方策について国内外の空港の事例から、空港周辺地域の環境に配慮した運用方法の考え方・メニューなどを研究することを目的として2015~2016年度に5回の研究会を開催し調査研究を行いました。
【研究主査】平田 輝満(茨城大学工学部准教授)
長期的に安定した需要が見込めるビジネス目的の国際航空需要を関西で育てていく上で解決すべき諸課題として、MICE機能の充実、ライフサイエンス産業等の新たな展開、中小企業の海外事業展開等のテーマに4回の研究会を開催し、ビジネス航空利用促進策の今後の方向性等について提言をとりまとめました。
【研究主査】高橋 一夫(近畿大学経営学部教授)
航空需要増加に対応した空港運用方策について国内外の空港の事例を研究し、空港周辺地域の環境に配慮した運用方法の考え方・メニューをとりまとめました。
【研究主査】平田 輝満(茨城大学工学部准教授)
「関西のものづくり」をテーマにツーリズムでの活用事例等を研究し、関西圏におけるインバウンド・ツーリズムの拡大のための具体方策を検討し、提言としてとりまとめました。
【研究主査】坂上 英彦(京都嵯峨芸術大学芸術学部教授)
関西で空港と地域が連携して観光促進をはかり、空港ビジネスの収益性向上につなげていくために、取り組むべきこと、持つべき視点を整理し、民営化後に取り組むべき空港ビジネス・イノベーションを検討し、提言としてとりまとめました。
【研究主査】高橋 一夫(近畿大学経営学部教授)
「関西のものづくり」をテーマにツーリズムでの活用事例等を研究し、関西圏におけるインバウンド・ツーリズムの拡大のための具体方策を検討し、提言としてとりまとめました。
【研究主査】坂上 英彦(京都嵯峨芸術大学芸術学部教授)
関西圏の今後の空港の運用について、空港と地域の共存共栄を図るため、客観的な観点から、関西圏の空港利用実態や役割等を踏まえた空港の運用の在り方を検討し、提言としてとりまとめました。
【研究主査】加藤 一誠(慶應義塾大学商学部教授)
今後の持続的、効率的な空港経営を実現するには、中核となる地域資源の育成活用などの「地域戦略に基づく航空需要の開拓」、適切なバンドリングによる複数空港間の役割分担と連携などの「地域戦略に基づく空港の有効活用」及び新たな形態の地域協議会の組織化などの「ステークホルダー間のコミュニケーション強化」が空港周辺地域の行政、企業と空港関係者に必要であると提言しました。
【研究主査】野村 宗訓(関西学院大学経済学部教授)
関西圏におけるビジネス目的の航空利用を拡充していくには、国内エアラインによる長距離路線の充実やビジネスクラス・チケット条件の緩和、関西の空港における空港ラウンジの充実などの「ビジネスクラス利用の拡大方策」や、ビジネスジェット専用空港の設定などの「ビジネスジェット利用の拡大方策」が必要であると提言しました。
【研究主査】竹林 幹雄(神戸大学大学院海事研究科教授)
我が国の空港においてコンセッション方式を中心とした民営化を円滑に進めるには、空港個別施設の収支の透明化、投資リスクを低くする官民ファンドの設立などの「民営化のための環境整備」、空港の収入増加などによる「空港事業価値向上のための空港活性化」、エアラインの運航コスト低減のために規制緩和などの「航空路線の維持・拡大のための多様な方策の工夫」が、官民の空港関係者及び空港周辺地域において必要であると提言しました。
【研究主査】野村 宗訓(関西学院大学経済学部教授)
関西圏が有する企業・人材・技術・研究施設・ネットワークなどのビジネスコンテンツを再発見・開拓し、関西圏を訪れるビジネスインバウンド需要を拡大していくには、MICE誘致のインフラ整備等の「MICE 振興のための環境整備」、インバウンドに係る医療サービスの拡大等の「医療分野におけるビジネスインバウンド拡大のための環境整備」、「ビジネスインバウンド全般の拡大のための環境整備」が必要であると提言しました。
【研究主査】竹林 幹雄(神戸大学大学院海事研究科教授)
これまで国・地方公共団体が管理運営してきた空港も、民間の知恵と資金を活用した経営へと転換しようとしているが、空港には公共的な役割もあり、民営化後の空港経営に地域がどうかかわっていくのかは大きな課題であることから「空港経営と地域」をテーマとした体系的な研究を行うとともに論集としてとりまとめました。
空港経営と地域
航空・空港政策のフロンティア
一般財団法人 関西空港調査会 監修
加藤一誠・引頭雄一・山内芳樹 編著
A5判・上製 3,000円(税別)成山堂書店